林宙紀『朔の会』設立記念パーティー ~150万都市仙台への挑戦:序~ 平成30年4月21日

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『朔の会』設立記念パーティー ~150万都市仙台への挑戦:序~

仙台開府から四百余年、仙台市誕生から約百三十年。私たち故郷・仙台は度重なる天災や戦禍を不屈の精神で乗り越えてこられた先達皆様方のご尽力の結果、今の繁栄を見るまでに発展しました。一方、高齢化・少子化・人口減少を含め、日本を取り巻く危機の波は、東北地方にとってとりわけ重大な試練として押し寄せ、東北の中心たる仙台が果たすべき役割はかつてないほど大きなものとなっています。この試練への取り組みは、誰かに任せていればいつの間にか解決してくれるような、あるいは有能な誰かが一人で解決できるような単純なものではありません。仙台を愛する一人一人が、自らのこととして学び、、考え、実行し、更なる創造を実現して次世代に引き継ぐべきものと考えます。『朔』とは、新しい月の始まりです。新月の夜は月影を望むことはできませんが、暗闇の中、喫緊と新たな月が満ち始めます。先人の教えに学び、衆知を集め、新たな提案をしていく。『朔の会』はそうした活動を目指します。今日をその第一日目(ついたち)として、輝きが満ち満ちていく仙台の現実に向け、ともにご活動いただけることを願っております。林 宙紀

林宙紀事務所

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仙台の月 SEASON1-エピソード 1 :朔(ついたち)-2018.04.21

この方とお会いするのは 2017 年の夏以来のこと。仙台市長戦で注目を集めた一人、林宙 紀(はやしひろき)さんだ。始めてお会いしたときも思ったが、相変わらず偉ぶらない気 さくな方である。今回は、その林ひろきさんを応援する会、いわゆる後援会「朔の会」が 設立したので撮影班として取材にやってきた。“朔”は新月の始まりを意味する。今日この 日から、林ひろきという一人の男の人のまた新しい物語が始まったのだ。これまで、彼を何度か取材してきたが、今回は人手の多さに驚かされた。優に 200 人は 超えていたのではなかろうか。正直言うと、取材を始めた当初は、人の集まるところはア ットホーム感のあるこぢんまりとした印象だった。あれから半年の間に何かが変わったの は歴然だ。そうした周囲の変化は見て取れたが、彼自身は、あの時と同じように力強く言 葉を投げかけていた。仙台のよりよい未来のために人口減少に歯止めをかけ、人口増加の 手段を多方面から考えなすべきことが多々あることを。それらをみんなで力を合わせて実 現していきたいということを。うなずく人が、最後に取材した時よりもずっとずっと多か ったように思う。新月が満月になるほどのスピードではなくとも、彼が願うことを彼と一 緒にゆっくりでも確かに実現させていこう、応援していこう。それが「朔の会」なのだそ うだ。 この会を取材して、彼を「仙台の月」と思うことにした。月の光は太陽よりずっと穏や かだけど、闇夜を照らす光は人の道しるべとなりとても重要だ。その派手さのない謙虚だ けど力強い光は、人を安心させ魅力的でもある。約半年ぶりに彼と交わした会話は、この 日彼が着けていたネクタイのことだった。彼には鮮やかな青のイメージがあったのだが、 思いがけず渋い紺色だったのでどうしてか聞いてみたのだ。彼は言った。「今日は朔、新月 の始まりなので。だからネクタイも新月にちなんで黒っぽい色にしてみました。」と。ネク タイの色が、満月になる頃には何色になるのだろう?密かな楽しみとなった。 Report by Mariko.S